addsomemusic2008-07-07



 最も信頼するブログであるココココで紹介されていて気になっていたカナダのSSWであるNOAH ZACHARIN。そのうち、音楽仲間であるwhiteさんがCDを購入し聴かせてもらうことが出来た。1982年リリースの1st『NOAH ZACHARIN』で、カナダはモントリオールで活動しているSSWのよう。名前は先のブログで見覚えがあったけど、実際に彼の歌を聴いたのはこの時が初めて。もう一発でノックアウトでした。


 彼のギターによる弾き語り中心。それに自身によるハーモニカと、曲によってはPAT DONALDSONによるベースが加わるだけのシンプルなサウンド。そこに彼の手による素晴らしい楽曲があるんだから堪まんない。レナード・コーエンの「CHELSEA HOTEL」とパトリック・スカイの「SHE」の2曲のカバーがあるけど、これがまた彼のオリジナルと並んで違和感なく気持ちよく聴けます。多彩なギター・ワークに優しさと力強さを併せ持ったボーカル。キャッチーというには程遠いけど、ツボを心得た楽曲の数々は地味ながら胸を打つものがあります。特にA面の流れが素晴らしい。本当に良い曲ばかりで、何度でも繰り返し聴ける素晴らしいアルバムだと思います。


 彼のサイトやCD BABYなどでCDは買えます。でもアナログが欲しくって、この1年くらい結構探しました。海外のオークションでもこの1年全く出品されない・・・。なんて書くと、どんなレア盤かと思われますが、こんなレコはヒョッコリと現われるようなもの。結局ヤフオクで1500円で落札しました。海外でも見つからなかったのにヤフオクとは(笑)。日本って国は本当に恐ろしいですね(笑)。


 我が家にまた宝物が増えました。