addsomemusic2008-10-14



 ただいまのBGMはJIM ALEXANDERの1983年にリリースされた『WESTERN TROUBADOR』なり。JIM ALEXANDERのことは何も知りません。他にアルバムがあるのかどうかも・・・まぁ調べる気もないもんで(笑)。


 ジャケットから滲み出るようなルーラル・フォークなアルバムなんだけど、全体に漂うサイケ・フィールが聴き所か。自主盤ならではの肌触りがそこはかとなくミスティックな香りを振りまいています。バンジョーやスティールとかが絡む曲は普通にカントリー・フレイヴァーな味わいですが、全体的にはルーラル・フォーク・サイケといっていいような音で、一聴だけでは全体像を掴めないような感覚。なかなかジェントリーなボーカルに、曲によって絡むフィメール・ハーモニーが素晴らしく、もちろん全曲が彼のオリジナルで、曲のレベルも高い。確かに飛びぬけた名盤ではないんだけど、聴くごとに味わい深くなるような性質のアルバムでしょう。USローカルのアルバムに稀に存在するワン・アンド・オンリーな空気を放っているようなアルバムといえば褒めすぎか(笑)。でも個人的にはオススメ度は高いです。