addsomemusic2008-10-24



 ただいまのBGMはBOB HURDの1975年にリリースされた『BLESS THE LOAD』なり。BOB HURDはいわゆるクリスチャン系のSSWなんだけど、その繊細で凛とした世界はとても素晴らしい。ただ、クリスチャン系にありがちの大所帯のコーラス隊といったものも付いて回るのも確か。でもこのアルバムはそんな大所帯コーラス隊が全然気にならないんですよ。それがこのアルバムが人気の要因なのかも(笑)。コーラスが前面に出るのではなく、あくまでBOB HURDのバックで盛り上げる感覚。もちろんコーラスが付かないシンプルな曲もあります。まぁ曲によってはコーラスが前面に出てるのもあるにはあるんですが、シンプルなサウンドとアレンジで心地よく聴けます。女性ボーカルが前面に出てデュオになってる曲とかも良いですね。


 アルバム通してクリスチャン系らしい静粛な空気が漂っています。もちろん全曲がBOB HURD自身の手によるもので、これまた良い曲ばかり。普通のSSW〜フォーク好きにも安心してオススメできるようなグレイトなアルバムだと思います。英語が理解できないんでクリスチャンうんぬん・・・はあまり関係ないですね。とてもクールな雰囲気のアコースティックなフォーク系SSWアルバムといってしまえば多くの方の食指が動く?とはいっても、このテの分野は特に海外では広く認知されていますし、内容自体は太鼓判級の素敵なアルバムだということは間違いありません。BOB HURDは何枚かアルバムをリリースしていますが、間違いなくこれが最高傑作。名盤です。