addsomemusic2008-12-04



 いわゆるソフト・ロックと呼ばれているアルバムの中で一番好きなのは昔からETERNITY'S CHILDRENの『TIMELESS』と決まっています。これはETERNITY'S CHILDRENの1969年(たぶん)にリリースされた2ndで、なぜかカナダ・オンリーでリリースされたアルバム。そのため、オリジナル激レアだけど今ではCDで容易に聴けるのが嬉しいですよね。


 エタニティーズ・チルドレンはカート・ベッチャーがコーラス・アレンジをしていたりして、複雑なハーモニーが素晴らしいソフト・サイケなバンド。初期アソシエイション的な感じもしますが、個人的には圧倒的にエタニティーズに軍配があがります。彼らの1stも名盤として名高い優れたアルバムですが、この2ndの素晴らしさといったら!なんといっても曲の良さがずば抜けてます。ソフト・ロックというよりも良質な60年代ポップス・アルバムといったほうが、このアルバムに関してはしっくりくるような気がします。もちろん普通のポップスと違い、複雑なコーラス・ワークにサイキーなアレンジがあったりで、純粋に普通のポップスとは言い難いんですが、それらを含めてポップなナンバーの数々には感動すら覚えます。


 1stと2ndをカップリングしたCDが出ています。これは一家に一枚でしょう!


Eternity's Children

Eternity's Children