addsomemusic2008-12-11



 SSWアルバムの中で10指に入るくらいに大好きなアルバム。そうLAMBERT & NUTTYCOMBEの1970年にリリースされた1st『AT HOME』です。これはもう何度となく繰り返し聴いてきた名盤中の名盤。アルバム・タイトル通りのまさしくアット・ホームな作りで、二人のアコギのシンプルな音色と優しい歌声が染み入ります。アナログは見開きになっていて、内ジャケには暖炉の側で二人がギターを弾いてる姿が映っています。レコーディングもクレイグ・ナッティカムの自宅で行われ、まさにこんな風景で録音されたのでは?なんて思えてきます。


 収録された曲は1曲を除き全て二人の手によって書かれています。そのどれもがシンプルながらSSW〜フォーク好きのツボを心得たような曲ばかりにニンマリ。それに二人のアコギとハーモニー・・・本当に目の前で二人が演奏してるかのような錯覚に陥りますね。唯一収録されたカバーはUSフォーク界隈では有名な「MR. BOJANGLES」なんですが、ここでのバーションは数多いこの曲のカバーの中でもトップクラスの出来栄えでしょう。ステキすぎます。


 「犬ジャケにハズレなし」なんていいますが、もう一つ「窓ジャケにハズレなし」ってのもあると思いません?


At Home

At Home