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　ただいまのBGMはTHE CALLAHANSの1974年にリリースされた『HOME HOME ON THE GREEN』なり。小さいハコでのライブ録音。メンバーなその名の通り、MIKEとJUDYのCALLAHAN夫婦によるデュオ。演奏も二人のギターを中心にサポートでベースが入る程度。曲によってはピアノも入ります。まんぁそんな感じのシンプルなフォーキー・サウンドで、ライブならではの温かさが溢れています。

　ただSSWというとちょっとキビシイかな。だって収録された11曲中でオリジナルは4曲だけですから。SSWの裏名盤と謳うにはオリジナル曲が少ないんだけど、でもその4曲がどれも素晴らしいんですよ！割とアップテンポな曲中心でウキウキしてきちゃう感じ。アコギのカッティングもグルーヴィーで最高です。もちろんカバーのデキも良いですね。「HERE COMES THE SUN」「HELP FROM MY FRIENDS」とビートルズの曲を2曲も取り上げていますが、特に後者がよく練られていて素晴らしいです。

　オリジナルが3曲揃ったB面がグレイト！有名な「LET THE GOOD TIME ROLL」に始まり「HELP FROM MY FRIENDS」もあるし、ピアノを中心としたオールドタイミーなオリジナル「WILLY'S TUNE」で幕を閉じる流れでもう最高です！

　戦車が写るジャケも意味不明ですが、モノクロでいい感じ。好きです。