addsomemusic2008-12-22



 クリスチャン系のフォーク・アルバムってのがUSマイナーな世界にはよくあります。その多くが素朴ながら清楚な美しさを放つものが多く、クリスマスあたりには、なかなかピッタリとハマっちゃったりするんですよね。クリスチャン系だから当たり前か(笑)。


 こんな時期にピッタリなアルバムを。ただいまのBGMはKEVIN & CLAREの1975年にリリースされた『ALL THE ROADS』なり。KEVIN & CLAREによる夫婦デュオ・アルバムで、その美しさには感動すら覚える名盤で、やはりその筋では認知されたアルバムです。二人のボーカルとギターを中心に、曲によってベースやピアノが加わるだけのドラム・レスなサウンド。やや明るい曲もありますが、収録された多くがしっとりとしていて、本当に美しさに溢れたような名曲ばかり。明るめの曲はやはりUSらしく、ほんのりカントリー・フレイヴァーな感触ですね。


 「SILENT NIGHT/REFLECTIONS」という曲なんてどうでしょう。「SILENT NIGHT」は説明不要のクリスマス定番ソング。これにオリジナル(たぶん)の「REFLECTIONS」がメドレー・・・というかミックスされて歌われていて、この素晴らしさには心を奪われます。あ〜そうだJIMMY WEBBの「THREE SONGS」を思い出しました!そんなタイプのグレイトな出来栄えです。もちろん他のオリジナルの美しくも素敵な曲で埋め尽くされた自主フォークの名盤だと思います。