addsomemusic2009-05-06



 ただいまのBGMはED JOHNSONの1977年にリリースされた『HOME SPUN』なり。ミズーリのマイナーSSWだけど、これは本当に大好きな1枚。自分の好みにこれくらいピッタリとはまるアルバムもそんなにはないです。温か味のある、和み系ともとれそうなサウンドは思い入り好みな音。マイナー・プレスものだけど、多数のバック・ミュージシャンが参加し、しっかりとした音作りになっています。アコースティック寄りのサウンドだけど、ストリングスやホーンが絡む曲があったりして、フォーク・サイケな音を好む方よりも、普通のSSW好きに好まれる内容でしょう。


 ややルーラル系な曲からクールなプレAOR的な曲まで揃っています。全体に柔らかな肌触りがするのは、彼の優しいボーカルによるところが大きいかも。もちろん全曲が彼のオリジナルで、その素晴らしいソングライティングも特筆ものでしょうね。オープニングを飾るルーラル・フォーキー・ナンバー「SOUTHERN HIGHWAY」から既にノックアウトですよ。もうツボを刺激しまくりで堪んないです。ほとんどがミディアム・テンポの心地よい曲ばかりで、それがこのアルバムの最大の魅力ともいえますね。ややスローなナンバーもあるんですが、これもまたグレイト!結局全部いいんだ(笑)。激オススメな1枚ですので、見かけたらぜひ!