addsomemusic2009-05-27



 なんと韓国でSEQUOIAHの1976年にリリースされた『SEQUOIAH』がCD化されたそうです。そんなわけで、3日連続で韓国でのCD化作品を取り上げています。もうほとんど韓国リイシューCDの日本広報担当だな(笑)。でも自分の好きなアルバムがCD化されたということは嬉しいし、今までそのアルバムの素晴らしさを共有できなかったことを思うと、こうやってCD化されて多くの方が容易に手にとることが出来る状況になったということは嬉しい限りです。


 このアルバムも以前にココで取り上げ済みなんで、本日は手抜きでコピペしておきます(笑)。


 強烈なジャケがインパクトを与えるSEQUOIAHの1976年にリリースされた『SEQUOIAH』なんですが、これもやはり素晴らしい1枚ですね。SEQUOIAHはTOM MOBLEY、BILL JOHNSON、BOB JOHNSONによる3人組フォーキー・バンド。3人によるギター、ベースが中心のサウンドに、フィドルバンジョー、ハーモニカ、ストリングスやシンセが絡んで音に厚みを付けています。インディアン・ジャケからして、ルーラルな雰囲気は漂っていますね。決してカントリー色が濃いわけでもなく、もう少し爽やかな印象の米国らしいフォーク・ロック・バンドといった感じです。


 多くの曲を3人がそれぞれ書いており、そのどれもがなかなかレベルが高い。ハーモニカが効果的な「I CAN'T MAKE IT ANY BETTER」とか優しいボーカルと甘いハーモニーが素敵な「WHEN YOU ARE OLD」とかは個人的に大好きな曲。カバーも秀逸で、「BO JANGLES」とか「JAMBALAYA」もいい味を出しています。それにしてもアメリカのフォーク寄りのアーティストって「BO JANGLES」が好きですよね(笑)。まぁいい曲に間違いはないんですけど。


 インディアナポリスの700 WESTは本当にレベルの高いアルバムが数多く録音されていますね。全部集めたい衝動に駆られますが、金銭的に無理が・・・(笑)。このSEQUOIAHもだんだん高くなってきているような印象があります。でも本当にグレイトな内容なんで、アメリカのマイナー・フォーキー・バンド系の音がお好きな方はぜひ!


 ・・・韓国のレーベルの方々、700 WESTの全アルバムCD化をお願いします!!