addsomemusic2009-06-07



 すいません、更新サボってました。


 お詫びに飛び切り素敵なフォーキー・アルバムを。ただいまのBGMがBEGINNINGSの1978年にリリースされた『BIGINNINGS』なり。BIGINNINGSはヴァージニアのクリスチャン系のフォーキー・バンド。クレジットを見ると5人の名前が書かれてますが、基本はMEREDITH SPENCER、TEN McNABB、TIM MURPHYのギター兼ボーカルが二人とベースというトリオ編成。2曲ほどでバックコーラスとして二人の名前がクレジットされています。


 演奏はギター2本とベースだけとうシンプルなもの。曲によってはギター1本とベースだけのデュオ編成もあります。アコースティックで最低限の音で歌われる楽曲のクオリティは非常に高いです。どの曲も落ち着いたミディアム・スローな曲ばかりなんですが、そのどれもが染み入るような名曲ばかり。これは自主フォーク好きの方々には堪らないものがあるでしょう。まぁ私もそんな一人ですが。


 確かにクリスチャン・フォーク系に感じるような美しさをもった内容。かといってコーラスがバシバシとくるような大袈裟なものでなく、基本的には淡々としたフォーキー・アルバム。アコースティックなサウンドと美しいメロディといった基本フォーマットがお好きな方には名盤中の名盤といっていいでしょう。このテのクリスチャン系のアルバムって日本ではまず語られることが無いです。でもこの素晴らしさは多くの方に聴いてもらいたいようなレベルです。


 ただ内容を知らないととても手が出るようなジャケじゃないよなぁ(笑)。でも大好き!