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なんとなく引っ張り出して聴いてるのはDUKE PEARSONの『SWEET HONEY BEE』なり。これ結構好きなアルバムなんですよね。メンバーはデューク・ピアソン(p)、フレディ・ハバード(tp)、ジェームス・スポールディング(as、fl)、ジョー・ヘンダーソン(ts)、ロン・カーター(b)、ミッキー・ローカー(ds)という3管編成によって1966年に録音されました。デューク・ピアソンはピアニストですが、彼の一番の魅力は素晴らしい作曲能力にあると思います。このアルバムでは全曲彼の手による曲でアレンジも担当。肩肘を張らずに楽しめるようなアルバムだと思います。
なんといっても1曲目の「SWEET HONEY BEE」が最高ですね。メロディといいリズム・パターンといい、まるで曲名そのままの雰囲気を伝えてくれています。ジェームス・スポールディングはこの曲でフルートを吹いてるんですが、これが見事にハマッてるんですよね。ジャケットに映る女性・・・ピアソンの奥さんに捧げた曲なのでしょうか?他にも「AFTER THE RAIN」「BIG BERTHA」など良い曲が多いです。ピアソンはこの後、ビッグバンドを組んだり、後期ブルーノートでプロデューサーとしても活躍しています。
ブルーノートは名盤の宝庫ですが、さすがに4200番以降は翳りが見えてきます。ジャズという音楽のスリリングな魅力には欠けますが、4200番台の中では屈指の名盤の1枚だと思います。ジャケも最高に好きです!
- アーティスト: デューク・ピアソン
- 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
- 発売日: 2009/06/10
- メディア: CD
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