addsomemusic2009-09-08



 なんとなく取り出してきたのは、はちみつぱいの1973年にリリースされた『センチメンタル通り』なり。スタジオ録音としては唯一のアルバムです。これがねぇ本当に名盤なんだ。はっぴいえんどの諸作と並ぶというか、個人的にはそれ以上の名盤だと思っています。


 あがた森魚鈴木慶一によって結成されたのかな?その後はあがた森魚のバック・バンドを経てはちみつぱいと名前を変えました。その間にかなりメンバーの移動はあったようですが。ムーンライダーズの前身バンドとして有名ですよね。


 音楽性ははっぴいえんどに近いですが、もっとアーシーなイメージ。はっぴいえんどバッファローなら、はちみつぱいはデッドな感覚です。地味といえば地味なんでしょうが、良い曲が揃っています。70年代前半における日本のロックバンドとしては最良の部類でしょう。メンバーにバイオリンとペダル・スティールがいたのが個性的ですね。


 延々とリピートしながら、ネットではちみつぱいを検索してたら、なんと9枚組のライブ・ボックスがリリースされるようです。たったの1枚しかアルバムを残さなかった(その後、ライブ盤は出ています)バンドなのに、9枚組ライブだなんて・・・。もしかして全音源??


 めちゃくちゃ欲しいんだけど・・・。でも収録曲は同じ曲ばかりなんだろうなぁ・・・「塀の上で」が何回収録されているのかが気になります(笑)。



センチメンタル通り

センチメンタル通り

THE FINAL TAPES はちみつぱいLIVE BOX 1972-1974

THE FINAL TAPES はちみつぱいLIVE BOX 1972-1974