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DOUG McARTHURの1stと2ndがカップリングでCD化されたそう。そんなわけで、ココで取り上げておきます。ダグ・マッカーサーは熱心なSSW好きにはお馴染みの存在ですね。カナダのSSWで彼の1974年にリリースされた1stは結構有名です。よく見かけるのは帆船ジャケですが、オリジナルは白地に彼の横顔のイラストが描かれたものでした。オーソドックスなSSWスタイルですが、曲も良く人気なのも頷けます。それに対し今回取り上げる1977年にリリースされた2nd『SISTERON』は思いのほか見かけませんね。だからといってレアで高価・・・というわけではなく見つかれば安価で買えるようなもんなんですが。安いということは人気がないのかな？・・・いやいやSSW好きなら納得のクオリティだと思います。
前作よりもちょっと垢ぬけた印象。まぁジャケからして雰囲気が違いますからね。といってもSSWスタイルは期待通りで、曲のレベルは非常に高い。ややロック色の濃い曲とかもあるんで、垢ぬけた印象を受けたのかも。捨て曲なし・・・とまでは言えませんが、全体のレベルは高い。個人的な好みでもあるけどスローな曲がなかなか染みますね。カントリー・タッチのほのぼのナンバーもあり、懐の深さも感じさせてくれます。同じカナダのWILLIW P. BENNETTの参加も見逃せないです。世間的に有名なのは1stですが、こちらの2ndのほうが上だという方が多いのも頷けます（個人的には1stのほうが好きです）。
ややマイナーな存在かもしれませんが、ここで聴けるサウンドはメジャー級のSSWと遜色ありません。このCD化を機会にぜひ手に取ってみてください。
