addsomemusic2009-10-03



 ただいまのBGMはMICHAEL DUNAFONの1981年にリリースされた『THE SONGWRITER』なり。コロラドのマイナーSSWで、アルバムはこれしか見たことがないのでもしかしたら唯一のアルバムなのかもしれない。もしそうだとしたら本当に残念です。だってそう思えるくらいに素晴らしいアルバムなんですから。


 アルバム・タイトル通り、収録された全14曲が全て彼の手によるもの。なるほど『THE SONGWRITER』というアルバム・タイトルはその自信の表れなんでしょうね。本当に良い曲ばかりです。それらの曲が全てアコギの弾き語りで歌われています。彼のボーカルもとても優れていて、とても伸びやかです。シンプルな演奏のせいで、かえって彼のボーカルの良さが際立っていますね。


 弾き語りのフォーキー系SSWアルバム・・・簡単に言っちゃうとそれまでなんですが、やはり1981年という時代のせいか、どの曲も洗練されたメロディ・ラインで野暮ったくありません。しっかりとしたバックのもとで作られたとしたら、メジャー級の優れたSSWアルバムと呼ばれた可能性も無きにしも非ずですね。ただ個人的な好みはアコギの弾き語りの音が死ぬほど好きなんで、こんなマイナー色が濃いシンプルな作りの方が好きですけどね(笑)。