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ただいまのBGMはSIEGLING & LARRABEEの1970年にリリースされた『SIEGLING & LARRABEE』なり。ナッシュビルのマイナー・レーベルだと思うんだけど、音作りはしっかりとしていて安心して聴けるメジャー級。もちろんアルバムの内容が良いってんは当然ですね。全体にほのぼのとした温かみに溢れた和みフォーキー系SSW。全曲オリジナルで、その楽曲のクオリティは高く人気盤だと思います。
フォーキー系だけど、しっかりとしたアレンジで聴かせてくれます。フルートやホーンとか絡んできますが、これが爽やかな感じでいいんですよね。よくフルートが入るとアシッド色が濃くなる場合が多いですが、ここではアシッド色はなく、どこまでも和み路線でニンマリです。確かに70年代前半のアメリカには掃いて捨てるほどいたタイプの音なんですが、やはり「良い」モノは案外少なかったりします。まぁストリングス・アレンジの曲とかは、やや大袈裟で個人的には好きではないんですが、それ以外では自信を持ってオススメできるようなSSWだと思います。
マイナー・レーベルだと思いますが、よく見かけますし、レアでもないんで聴いてみてください。