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THE ALLMAN BROTHERS BANDの最高傑作は間違いなくフィルモア・イーストのライブ。ここでの彼らの演奏のスゴサは筆舌に尽くしがたいです。でも個人的に1番好きなのは1973年にリリースされた『BROTHERS AND SISTERS』なんですよね。今でも時折取り出しては聴いています。
すでにデュアン・オールマンはいないんですが、全く問題はないですね。確かにグレッグ・オールマンやディッキー・ベッツの音楽的主導から音楽性が広がった印象はありますが基本の部分は何も変わっちゃいません。デュアン亡き後に新メンバーでキーボードを入れたのも音楽性の幅が広がった大きな要因ではありますね。
なんといっても収録された曲が良いです。これに尽きる。「RAMBLIN MAN」や「JESSICA」なんていつ聴いても良いです。「RAMBLIN MAN」では今までにはあまり聴かれなかったカントリー・ロックなアプローチで、ディッキー・ベッツがようやく本領を発揮できたという感じでしょうか。
とにかく圧倒的な演奏力とグレッグの渋いボーカルもあって最高にカッコイイです。ブルース色が濃すぎるフィルモア・イーストよりも全然聴きやすいんで、もしオールマンを聴いたことがない方がおられたらこのアルバムから聴いてみるのもいいんじゃないかなぁと思います。
- アーティスト: オールマン・ブラザーズ・バンド
- 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
- 発売日: 2006/06/21
- メディア: CD
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