addsomemusic2009-12-07



 ただいまのBGMはTIM HARRISONの1979年にリリースされた『TRAIN GOING EAST』なり。久々に取り出して聴いてるんですが、この素晴らしさには震えがきますね。カナダのSSWですが、数多いカナダのSSWアルバムの中でも屈指の名盤ではないでしょうか。全曲捨て曲なしの名曲のオンパレードです。


 プロデュースにSTAN ROGERSを迎えていますし、参加アーティストの中にSTAN ROGERSをはじめ、DAVE ESSIGやBILL GARRETTといった名前があるのが嬉しいですね。しっかりとしたバックが付いたSSWサウンドですが、ボーカルを前面に惹きたてた良いバッキングにSSWアルバムのなんたるかを感じ取れます。


 彼のハートウォーミングなボーカルが魅力のひとつ。アップテンポからスローな曲までいろいろありますが、そのどれもが彼のボーカルに上手くマッチしていて気持ちよく聴けます。本当にSSWの名盤といっていいアルバムなんですが、ジャケがねぇ・・・。なんともイカしていない風貌で「もっと良い写真はなかったのか?」なんて本気で思っちゃいます。


 ジャケの魅力には乏しいですが内容はオススメできます。こういったアルバムをぜひCD化して欲しいものです。ちなみにTIM HARRISONは今も現役で歌っているようですね。誰か彼にコンタクトをとってCD化をしてください!