addsomemusic2009-12-17



 ただいまのBGMはALZO & UDINEの1968年にリリースされた『C'MON AND JOIN US!』なり。ALZO & UDINE名義では唯一のアルバムであり、その後のアルゾのソロとともに屈指の名盤だと思います。今では割と知名度もあり定番化しているアルバムですが、ふた昔前までは誰も知らないようなアルバムでした。一昔前のフリーソウルソフト・ロックのブームの頃にいち早くCD化されて、その内容の素晴らしさから瞬く間に認知されました。そんなわけでCDで容易に買えるようなアルバムなんですが、オリジナル・アナログは結構レアです。


 アルゾの12弦ギターとユーディーンのパーカッションという面白い編成のデュオ。もちろんマーキュリーからのアルバムなんで、他にしっかりとしたバックはついてますが、やはりこの二人が織りなすグルーヴ感が最大の魅力ですね。ソウルフルであり、尚且つラテン・フレイヴァーたっぷりな味付けで最高にイカしてます。今の耳で聴くと最高にカッコイイんだけど、1968年当時ではさすがに早すぎた1枚かなと思いますね。


 コーネリアスがパクッた曲もあったり、メロディアス&グルーヴィーな曲はどれも秀逸。ファルセットを多用したボーカルはややクセがありますがカッコイイです。ピース&フラワーなアコーステッィツク・グルーヴなアルバム・・・なんて書くと意味不明ですが、そんな印象が強い名盤中の名盤だと思います。


 個人的な好みですが、アルゾのソロは更に素晴らしいんでぜひ!!!
 


カモン・アンド・ジョイン・アス

カモン・アンド・ジョイン・アス