addsomemusic2010-03-14



 ただいまのBGMはLITTLE KENNY WISONの1975年にリリースされた『FLYING TOGETHER』なり。よくは知らないんだけど、たぶんこれが1st。ヴァージニアの自主盤なんだけど、これがなかなか素敵なフォーク・ロック・サウンドに仕上がっているんですよね。ほのぼのとしていたり、爽やかだったり。自主盤にありがちなフォーキー弾き語りではなく、しっかりとしたバンド・サウンドだしコーラスも付いていてとても聴きやすい。


 もちろん全曲オリジナルで、そのクオリティは高いです。A面が「THE FLYING TOGETHER MEDLEY」と名付けられてて、トータル性を持たせた内容になっているようです。いわゆる捨て曲ナシって感じですね。特にA面はミディアム〜アップテンポな曲中心で、SSW好きというより、普通にフォーク・ロック・バンドあたりの音がお好きな方に受け入れられるような気もします。曲によってはウエストコーストな味わいもあってニンマリですね。B面のほうがバラエティに富んでいて、いかにもSSWライクな曲が個人的には嬉しいですね。時折、ちょっと過剰にやりすぎちゃった・・・って感じる部分もあるんだけど、それは単に私が地味でシンプルな音を好むからだけだと思います。アルバム通して楽しめるホノボノ・サウンド。オススメです。


 先日、ヤフオクに出てて、結構な額になっていました。人気盤なんですね。知らなかった。