addsomemusic2010-07-05



 ただいまのBGMはBOB DYLANの1966年にリリースされた『BLONDE ON BLONDE』なり。これは間違いなくロック史に燦然と輝く名盤中の名盤でしょう。前年にリリースされた『追憶のハイウェイ61』も同等の評価で、全てのロック・ファン必聴だと思います。ディランの数多いアルバムの中でも「これが1番好き」という方は多いでしょうね。全く持って異論はないです。でも個人的な愛聴盤は何度も書いてますが『ジョン・ウェズリー・ハーディング』『血の轍』『地下室』の3枚なんですけどね(笑)。


 ディランのサウンドは本当にどれもカッコイイ。彼の独特な歌い方も併せてね。でも、クセがありすぎて理解できない・・・って方も多いんですよね。私がそうだったように、ある日突然ディランの良さが分かるんですよ。不思議なことにね(笑)。だからまだディランの良さが分からないロック少年がおられましたら、もう少し辛抱して聴きましょう。本当に突然に神が舞い降りてきますから。


 捨て曲ナシ。聴けば聴くほどそのカッコ良さが染みいります。オリジナルは2枚組仕様で、10分を超える長尺な曲もあります。全体的に曲は長めで1966年の時点ではそれだけでも異質な内容だったのかもしれませんね。


 先日、このブログでデレク&ドミノスの『いとしのレイラ』が1枚ものだったら・・・なんて企画で1枚ものに選曲しちゃいましたが、その時のコメントに風来坊さんが『ブロンド・オン・ブロンド』で挑戦してくれ・・・とのことなんで、実際に聴いてみて1枚ものに選曲!


1 VISIONS OF JOHANNA
2 ONE OF US MUST KNOW(SOONER OR LATER)
3 STUCK INSIDE OF MOBILE WITH THE MEMPHIS BLUES AGAIN
4 JUST LIKE A WOMAN
5 MOST LIKELY YOU GO YOUR WAY AND I'LL GO MINE
6 TEMPORARY LIKEBACHILLES
7 ABSOLUTELY SWEET MARIE
8 4TH TIME AROUND


 うん、これは素晴らしいアルバムだ(笑)。