addsomemusic2010-08-06



 なんだか仕事が忙しくてねぇ。あ〜ストレスが堪るなぁ・・・こんな時は素敵なSSWアルバムでも聴いて和むとします。


 ただいまのBGMはBRIAN REEVESの1977年にリリースされた『NEVER LOOKING BACK』なり。ロスのマイナーSSWで詳細はあまり知りません。モノクロのシンプルなジャケのように落ち着いたSSWアルバムにニンマリ。だけど地味というわけでもなくメリハリが効いたアルバムという印象ですね。


 オープニングの「ROCK ME」や「SHINING ON ME」などでなかなかスワンピーな女性コーラスが聴けるのがとても印象的。ウエストコーストのSSWながら、曲によっては南部系のイメージだったりしています。でも彼もなんともマイルドなボーカルがどこまでもスワンピーな印象を与えないんですよね(笑)。


 バンジョーやフルート、エレピ、ストリングスなど曲ごとに上手くアレンジされていてマイナーなSSWアルバムとしてはしっかりと作り込まれていますね。ほとんどがオリジナル曲で、確かにずば抜けた曲はないかもしれませんが、どれもレベルの高さは感じさせてくれます。本人はソウルフルに歌ってるつもりっぽい曲でもそう聴こえないのが最大の魅力かな(笑)。その反面、落ち着いた曲では魅力たっぷりに歌ってくれています。スローな曲の方があってますね。トータルで聴いても良いアルバムだと思います。