addsomemusic2011-01-07



 ただいまのBGMはDYLAN & PARKERの1981年にリリースされた『WHERE DO WE GO FROM HERE』なり。ミネソタの男女デュオで、マイナーながら素敵なフォーキー・サウンドを聴かせてくれます。ミネソタには良質なSSWがたくさんいます。DYLAN & PARKERもローカルながらもそんな素敵なSSWのひとつと数えてもいいような素敵な曲をたくさん書いて歌ってくれています。


 USローカルならではのルーラル・フォーキー・サウンドで、ほのぼのとした和みの1枚。ジェントルな男性ボーカルとややハスキーな女性ボーカルもうまくマッチしてるんですよね。フォーク・サイケのような特別な空気は感じられませんが、USならではの温かみを感じさせる、これもまた名盤の1枚でしょう。


 ルーラル寄りなんだけど、カラッとした感じじゃないのは、やはりミネソタの土地柄のせいでしょうか?ジャケのような雪の多い場所だけにミネソタのSSWのアルバムって底抜けの明るいものって少なく、どこか愁いを感じさせるものが多いんですよね。これもそんな魅力に溢れたアルバムですね。全然レアなアルバムではないんで見かけたら手に取ってあげてください。