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ただいまのBGMはHARPERS BIZARREの1967年にリリースされた1st『FEELIN' GROOVY』なり。後にワーナーの重鎮となるテッド・テンプルマンが在籍していたソフト・サイケ・バンド。まぁいわゆるソフト・ロックと呼ばれてるようなサウンドに近いんですが、プロデュースのレニー・ワロンカーを中心に、ヴァン・ダイク・パークス、ランディ・ニューマン、レオン・ラッセルらが参加した典型的なバーバンク・サウンド。どちらかといえばウエスト・コースト・ロックのルーツ的な存在です。
映画音楽を思わせるようなサウンドにオールドタイミーな雰囲気がまさにバーバンクの真骨頂。そこにハーパース・ビザールの美しいハーモニーが加わるともう最高!としか言いようがないですね。オリジナル・メンバーでは4枚のアルバムを残していますが、個人的にはこの1stが1番好きかも。
なんといっても選曲が良いですよね。オープニングはヴァン・ダイク・パークスの「COME TO THE SUNSHINE」だから既にマニアックですよね。クロディーヌ・ロンジェでお馴染みの「HAPPY TALK」も素晴らしいデキでハマってます。でもなんといってもサイモン&ガーファンクルの「59TH STREET BRIDGE SONG(FEELIN' GROOVY)」が珠玉のデキでしょう。サイモン&ガーファンクルのオリジナルより断然良いと思ってますからねぇ。
このアルバムのCDが11月29日に大量のボーナス・トラックを詰め込んで再発されるんですが、なんとオリジナルのMONOで出ます!MONOでは初CD化ですね。これは買わなくては!