addsomemusic2009-06-13



 Tシャツの季節到来ということで、ただいまのBGMはDON DUNAWAYの『THE MILLTOP TEE-SHIRT ALBUM』なり。フロリダのマイナーSSWなんだけど、詳細不明な1枚。リリースはたぶん70年代だと思います。レーベル名もレコード番号もないような自主盤なもんで。これシングル盤がセットになっているんですよね。


 オープニングの「ELEVEN TO PNE」がバンド・サウンドにホーン・セクションまで付いた熱いロック・ナンバーなのに驚きます。これはこれでカッコイイんですが、ジャケのイメージじゃないよね(笑)。でも他の曲は急に大人しくなりDON DUNAWAYひとりか、少人数での落ち着いたフォーキー・ナンバーが揃っています。


 収録された楽曲の粒が揃っていなくて、自主盤の名盤とは言い難いですが、シンプルなフォーキー・ナンバーには光るものがありますね。「KEATON MILLER'S FAREWELL」「ENOCH INDFORD」あたりはツボだなぁ。オマケ(?)で付いてるシングル盤の2曲が実はかなり味わい深いです。DON DUNAWAYの持つ世界観がよく伝わってきますね。哀愁味溢れる「KENNESAW LNE」はベスト・トラックでしょう。