addsomemusic2010-02-18



 ただいまのBGMはKEITH ABLERの1975年にリリースされた『PILGRIM』なり。ミネソタのマイナーSSWなんだけど、どうしてミネソタのSSW〜フォークって良質なものが多いんでしょうね。とにかくSSW好きならミネソタってだけで買いでしょう(笑)。オマケに録音がミネソタのSOUND 80・・・これでどれだけの方が反応されるのか分かりませんが、マイナーなSSWを追いかけてるような方々にはこれまたマスト。もうSOUND 80ってだけで買いですから(笑)。


 冗談のようですが、冗談ではなく本当にグレイトなアルバム。しっかりと丁寧に作りこまれていて全てのSSW好きには問題ない素敵な音の数々。やや意味不明なジャケではありますが、曲良し歌良し演奏良しですので安心して手をのばしてください。このクオリティで自主盤だということに驚かされます。収録曲は全てオリジナル。曲によってはスティールも絡むルーラルな曲もありますが、これはまぁ70年代USの魅力の一つでしょうね。落ち着いた曲が揃っていて、そのメロディ・センスは光るものがあります。


 同じミネソタのSOUND 80で録音されたLONNIE KNIGHTの『SONG FOR A CITY MOUSE』やFRED ARGIRの『THISTLEDEW』がお好きな方にはマストでしょう。聴いたことがない方は、どちらもCD化(韓国のレーベルから)されてるんでぜひ聴いてみてください。これら名盤と認知されている2枚と比べてもKEITH ABLERの『PILGRIM』は全く遜色ないです。違いがあるとすればCD化されていない・・・ということくらいかな(笑)。